未来 あらすじ
●あらすじ
わたしの趣味はボランティアだ
わたしはいい人になりたい
笑えなくてもいいから
誰かのために泣いてあげられる人になりたい
高2の夏、わたしはたいせつなものをなくしてしまった
「日記か手紙を書いてみませんか?」
大学病院のお医者さんからのアドバイス
「ほんとうの気持ちを一言でもいいから書いてみませんか?」
わたしは、日付も宛名もない文章を書いてみることにした
あの日から3年の月日が流れていた
昨晩
弟の同級生が自らいのちを絶った
弟の名前が書かれた遺書をのこして
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